高知県当局、その他漂着地の警察及び自治団体等の協力を得て同年8月末漸く漂流材の廻収作業のみを完了するに至った。漂流材は和歌山港、海南、有田の3港に集積し廻集せる木材は総数113,088石にして、9月初旬より集材の仕訳作業に着手、そのうち所有者の判明せる有印材(29,079石)は流失所有者に返還し、無印材(84,009石)は毎週土曜日和歌山、海南、箕島の3箇所に於て入札を行ない、其の売上金は流失者全員に分配す。かくして集材作業開始以来2年近くの歳月を得て昭和29年6月流材整理作業の完了を見るに至ったが、其の費用は実に数億円の巨額にのぼった。此の費用については金融機関の特別の協力を得た。
尚作業完了と同時に本組合を解散す。
下記は流材整理組合の機構及び各組合関係の流失


漂着した流木

淡路島志筑に漂流した流木

数量と集材数量並び入札石数等の内訳である。