にまで業務を拡大することである。
次は住宅産業に必要な部品の提供者になることである。これは木材だけでなく建材も金物もその他住宅建設に必要な資材は全部一括して木材業者が扱かう様にすべきである。
即ち大きな住宅産業会社の下請的な方向に進むことである。
第3番目は、住宅構造や需要の変化に対応した製品や部材加工を行なうべきである。当面手をつけなければならないものは製品の乾燥である。これはセントラルヒーティングの発達した次元に於ては絶対必要である。次は防腐材や耐燃性の木材、集成材等である。防腐材の加工は石当り4,000円である。これを協業でやる事も必要である。
とにかく時代の進歩と住宅構造並び需要の変化に対応した方針に切り変えなければ今後の製材業は成り立たない。製材の近代化とは以上申し上げた点について先ず業者の頭の切り変えが先決である。(注、以上各テーマについて出席各諸氏より発言あるも重複等の関係から省略す)
このあと田中林産課係長のとりまとめがあり午后5時30分閉会す。
創立20周年記念植樹
(昭和45年4月16日)
昭和45年4月16日午後2時より南港木材センター要地(市内水軒浜地先)に理事長中谷長蔵氏以下役員数名により創立20周年記念に、高さ約3メートルの県木ウバメ樫を植樹す。