役員増員と定款変更
つぎに、第9号議案の役員増員に関する定款一部変更を審議-本案について、先ず現在の役員定数は組合員わずか120名当時の定数でその後組合員が著しく増加、現在凡そ170名に達して居り、更らに登録制実施後(7月1日)は200名以上に増加するものと思う。従って、此の際役員定数を増加せよとの発言や、徒ずらに役員を増員するよりも、量よりも質でいくべきだとの反対説を強調する声も聞かれたが、一同審議の結果、役員現行20人以上25人以内を25人以上30人と副理事長2名を4名以内と定款を変更する事に決定した。
役員の改選と選任方法
以上の定款変更にもとずき、最終第10号議案の役員の改選に移る。
改選に先立ち議長、先ず役員選任の方法を問う。
其の方法について意見の主なるものつぎの如し。
本組合も創立後20年を経過している。従って組合の刷新と強化をはかるため直接選挙にせよ、若し一般による選挙ができなければ、せめて選考委員だけでも選挙制にせよと強調する者や、新風を吹き込むために是非選挙にせよと選挙制を力説する者、又ある者は出席者わずか3分の1にも足らない様な、これだけの人員で選挙する事は選挙の公平を欠き、且つ適切な役員の選任は不可能であると選挙説に反論を唱える者や、各地区別に委員を選んでその委員による選考制にせよと強調する者、選考委員制にすると自選する者が出るから選考委員制は絶対反対である。しかし、選考委員制にするなら、選考委員は役員にならぬ事を条件とせよとの説や、この条件つき選考委員制に異議を