唱える諸氏や、その他定款に定められた選任の方法等をめぐって議論百出、会場は熱気とともに一時騒然、いずれとも決め難く、議長ついに10分間の休憩を宣す。休憩のあと再び再会-①選挙にするか、②選考委員制にするか、この2案のいずれにするかを先ず決定せよとの発言あり、議長この2案についても挙手をもって一同の採決をはかる。その結果、選考委員制賛成多数をもって、選任方法を選考委員制と決定す。つぎに、選考委員の選任の方法について審議、これ又種々な意見がとび出し再び難航したが、結局各地区より選考委員を選任し、これ等の委員によって役員を選任する事に決定した。
各地区よりの選考委員選任の方法は各地区を①湊御殿地区②新橋地区③築港地区④河西地区⑤新町北部⑥新町南部の以上6地区に区分し、各地区より2名但し河西地区のみは1名とし、選考委員の選任は当日出席の各地区業者によってそれぞれ各地区より選任する。その結果①湊御殿地区より中枌節三、小林謙三②新橋地区より木下政治、貴志準③築港地区より、小浪俊明、葛本幹夫④河西地区より後藤静一⑤新町北部より八栄辰男、松本庄蔵⑥新町南部より植平匡玄、湯川幸信の以上11名が選考委員に選ばれ、引続き別室に於て前記選考委員が約1時間30分にわたる慎重審議の選任の結果、つぎの29名の役員と監事3名が新しく選任された。新役員並び監事つぎの通り。
新役員
中谷長蔵、山本進重郎、長谷林平、山口平内、石井堅蔵、中西弘七、堀良造、八栄辰男、西川光義、西川文雄、朝間義男、植平匡玄、中枌乙一、硲通、今川英蔵、北本一郎、萩原重太郎、後藤静一、