産の増強に全力をあげており生産総額22億円を産し本県の重要産業の地位を占めている。
尚同建具業界では協同作業等を目的に昭和36年6月市内小倉に木工団地建設のため設立準備委員会を設立し同年11月当初の構成員47名にて仮稱和歌山木製品工場団地協同組合を設立す。翌37年6月1日組合の創立総会において現在の和歌山木工センター協同組合と改称し、ここに於て本県始めての工場集団地が生れた。団地は和歌山市の東端、市街地を離れること約13km那賀郡岩出町にほど近い、田園地帯にあり、北に紀の川南岸堤防上を走る国道24号線に接し、南には御殿山の山景を望む静かな絶好の環境である。
現在同団地に於ける企業体は37工場にして団地総面積(33,000坪)その中に組合の共同施設や従業員寮などを建設し、協業化の推進をはかりつゝある。