| 明治8年 1875 | 地租改正とともに官、民有林の所有関係を明確にす。此の年露と樺太千島の交換条約成立、同年静岡県に木挽から初めて機械挽製材所が設立さる。 |
| 明治10年 1877 | 西南戦役勃発、木材需要漸く増大の傾向となる。 |
| 明治11年 1878 | 和歌山に初めて銀行(四十三銀行)設立さる。 |
| 明治19年 1886 | 全国にコレラまん延、木材業開店休業の情態となる。 |
| 明治20年 1887 | 本県新宮市に初めて機械挽製材所が設置さる。 |
| 明治21年 1888 | 市町村制実施、和歌山市制を施行、初代市長に長屋喜弥太就任。 |
| 明治22年 1889 | 紀の川大洪水あり、被害激甚、吉野材流失凡そ200,000石。 |
| 明治23年 1890 | 木材業者の増加にともない和歌山木場立木材商組合を設立本組合は当市組合設立の●矢にして初代組合長に橘吉右ヱ門氏就任す。 |
| 明治27年 1894 | 日清戦争勃発、弾薬箱を中心に松材等特に値上りを見る。 |
| 明治28年 1895 | 日清講和、此の頃より木材業界は需要の漸増とともに好転、杉の2間角特に値上りす。 |
| 明治31年 1898 | 日清戦役の賠償金が支払れ株価と物価が騰貴、木材価格も又上昇す。 |
| 明治33年 1900 | 重要物産組合法の施行により和歌山木場立木材商組合を和歌山木場立木材同業組合と改称す。 |
| 明治34年 1901 | 日清戦勝後の好景気の反動から恐慌情態となり、諸物価の下落とともに木材価格も値下りす。 |