歌山港外に大型船舶が複奏する事、実に百数十隻此の頃より貯木場設置の必要性が叫ばれ本件につき役員会を開催すること十数回其結果貯木場の設置を県当局に陳情することを決議すると同時にこの運動を積極的に推進し、かつ早期実現を期するため、和歌山木材協同組合を中心に昭和34年11月和歌山港湾貯木場設置促進協議会(会長山本進重郎氏)を結成、爾来数年間の久しきにわたり県当局並び関係官庁に陳情要請したる結果、昭和39年ついに着工の運びを見るに至り、同42年完成を見るに至った。此の時点に於て同42年11月設立当初の貯木場設置促進協議会の名称を和歌山港貯木場整備促進協議会と改称す。
会 長 山本 進重郎(創立-現在)
和歌山木材災害対策審議会
昭和35年7月28日、和歌山木材対策審議会を設立す。本会は台風、洪水、高潮、その他非常災害によって、和歌山港並にその周辺の河川及び貯木場等にけい留又は集積中の木材が災害を蒙り、散乱又は海岸に流出した場合、これを公正且つ迅速に処理することを目的に設立された団体にして、会則に定められた目的及び事業等は下記の通り。
会 長 中 谷 長 蔵(創立-現在)
会 則
(目 的)
第1条 本会は台風、洪水、高潮及び津波等により和歌山港並に其周辺の河川及び貯木場又は貯水池にけい留或は推積中の木材が災害を蒙り、散乱又は海岸に流出した場合これを処理する団体をして、公正且迅速に処理せしめる方針並に常時における木材の災害を防止するに必要な方策を講ずることを目的とする。
(名 称)