平成16年1月14日(水)12:00より定例の新年交歓会が和歌山木材会館にて開催されました。葛本理事長は年頭の挨拶において、「景気は回復傾向にあり技術革新やリストラなどの経営努力で上場企業全体の経常利益は過去最高を更新する勢いで確実に変貌を遂げている。また今年の干支は「きのえさる」すなわち、新しい勢力が伸びたり悪いことが去る事を意味しておりますが、住宅資材産業を取り巻く環境は少子高齢化や社会構造の変化で一段と競争が激化し、大きな変革の時期を迎えております。我々の業界も知識を高め、お客様志向の新商品開発・構造改革に取り組んでいかなければなりません。」と述べられ、組合会員の皆様の前向きな努力を促しました。本年度の来賓としては和歌山県知事代理で農林水産部長の阪口裕之様、和歌山市長代理で産業部長の松澤 勉様にご臨席いただき、ご祝辞を賜りました。また、和歌山県木材協同組合連合会会長の中谷 弘様、県土整備部長/酒井利夫様、海草振興局長/下 宏様、県商工政策局長/小堀基二様、県林業振興課長/松本蒸治様、和歌山下津港湾事務所次長/寺村幸雄様、和歌山商工会議所専務/尾崎武久様、日本興亜損害保険株式会社和歌山支店長/五島俊明様、日刊木材新聞社支社長/末岡隆文様と多数の皆様にご出席いただき、代表で中谷 弘会長が乾杯の音頭を取って懇親会が開催されました。 長引く不況で情勢が厳しい中、普段顔を合わすことも少ない組合員の皆様は和気藹々と年に一度の交歓会を楽しみ、今年一年の意気込みを語られておりました。今年は来賓が11名、組合員が43名、会館職員が8名の計62名の参加で、例年と変わりない参加人数ではありますが、組合 員数は85社と10年前の70%近くまで落ち込み、長引く不況の影響が依然として色濃いようです。しかしながら景気には底打ち感があり、また明るい兆しを覗かせる情報の多い新年交歓会でありました。組合員の皆様の今年一年のご健勝とご多幸をお祈りいたします。 株式会社 山本進重郎商店 山本 進三
「葛本幹夫氏黄綬褒章授章祝賀会」盛大に開催される |
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褒章を受章されました。この度の授章を受け2月15日(日)ホテルグランヴィア和歌山 葵の間において業界関係者140名の出席者のもと黄綬褒章授章祝賀会が盛大に開催されました。祝賀会開会に先立ち南蔵院住職 林覚乗先生による「心ゆたかに生きる」と題したご講演が行われ、他人への気遣いやこころ配りを大事にすることによって自分自身が心ゆたかに生きることができると熱弁をふるわれ、今の時代に忘れがちな気持ちの大切さを思い出させていただくことができました。 その後の祝賀会ではまず世話人代表である中谷県木連会長から葛本理事長の略歴や長年の業界への功績についての紹介があり、引き続き鶴保参議院議員、木村和歌山県知事(代理出席)、大橋和歌山市長、片山紀陽銀行頭取、堀川中国木材社長のご祝辞を頂きました。早田副理事長より記念品贈呈、お孫さんから葛本ご夫妻への花束贈呈、葛本理事長からの謝辞と会が進められた後、勝本和歌山商工会議所副会頭のご発声による乾杯で盛大に祝宴がとり行われました。また祝宴には、音楽演奏などもあり非常に華やかな雰囲気につつまれた中で祝賀会がおこなわれ、最後に窪田副理事長の閉会挨拶をもってお開きとなりました。 今回の葛本理事長の黄綬褒章授章は、理事長ご本人やご家族の方々にとって大変栄誉な事であるばかりではなく、我々木材業界にたずさわる者にとってもこの上もない喜びであり、名誉なことであると深く感じました。葛本理事長には今後とも業界 発展のために益々ご活躍され、ご指導いただけます様お願い申し上げます。 株式会社 中長商店 中谷 友紀
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組合杯ゴルフコンペ 平野孝明氏優勝 |
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第4回和歌山木材協同組合杯ゴルフコンペが平成15年11月3日(祝日)、有田東急ゴルフクラブにおいて開催され38名が参加した。当日は雨、風、キリと三重苦に悩まされながらも、参加者は日頃の腕前を発揮しようと熱戦を展開、成績は平野孝明氏(小浪木材産業㈱)が優勝、準優勝は葛本幹夫理事長、第三位には上市恭司氏(㈱上市屋材木店)の結果であった。プレー終了後、クラブハウスにおいて表彰式並びに懇親会を開催、最初に葛本理事長から挨拶があり、景況は大変厳しいものがあり先行きが見えない混沌とした経済情勢であるが、このような時こそ組合員が一致団結して組合事業並びに個々の会社の発展に取り組まなければならない。そのためには何をすれば良いかどしどし提案してほしい。また、このようなゴルフコンペにも積極的に参加して情報交換の場にしていただければ、大変意義があることと思うと述べられ、その後、葛本理事長から優勝の平野氏に優勝カップ、レプリカと優勝商品が送られ、順次入賞者に賞品が手渡された。懇親会は日頃の憂さを晴らすべくあちこちで話が弾み、大いに盛り上がったものになった。ただ、時節柄アルコールを控えざるを得ず、この点だけは一抹の寂しさを覚え散会となった。次回は、平成16年4月に開催予定です。大勢の皆様のご参加をお待ちしています。 引地製材所 引地 功
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林業・木材産業改善資金のご案内 |
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新しい事業を始める、機材や設備を充実させる、働く環境を整えるなど、様々な事業計画をサポートする無利子の資金。 (1)貸付対象者 ①森林所有者、森林組合、素材生産業者など、いろいろ な形で林業に携わっている者。 ②木材製造業、木材卸売業、木材市場業を営んでいる者。 (2)資金の内容 ①造林に必要な資金 ②立木の取得に必要な資金 ③林業機械、林産物の加工に用いられる機械の導入に必 用な資金 ・集成材用ラミナ生産・合板製造・集成材製造 ・プレ カット加工・グレーディングマシーン・乾燥施設 な どの機械 ④福利厚生施設の導入に必要な資金 など (3)貸付限度額 ①個人:1,500万円 ②会社:3,000万円 ③団体:5,000万円 ただし、木材製造業、木材卸売業又は木材市場業に係 る事業を実施する場合は1億円まで。 (4)償還期間 償還期間は、10年以内(3年以内の据え置き期間を含 む。) (5)その他 連帯保証人、担保の提供が必要です。 (6)手続 ①事業計画などを記載した貸付資格認定申請書の提出 ②資格認定書の交付 ③林業・木材産業改善資金貸付申請書の提出 ④貸付決定通知書の交付 ⑤林業・木材産業改善資金借用証書の提出 ⑥林業・木材産業改善資金の貸付 本資金についてのお問合せは県木連まで。 TEL.446-0592 和歌山県木連 高井 一治 |
① 総額表示義務の対象者
総額表示を義務付けられるのは、消費税の課税事業者です。したがって、免税事業者は総額表示義務の対象者ではありません。
② 総額表示義務の対象となる取引
総額表示義務の対象となる取引は、「不特定かつ多数の者」を対象として行なう取引とされています。したがって、特定の者との間で個々の契約や注文に基づいて行なわれる 一般的な事業者間取引は、「不特定かつ多数の者」を対象として行なう取引に該当せず、総額表示義務の対象となりません。なお、事業者間取引であっても、「不特定かつ多数の者」を対象として行なうものもありますが、例えば、建設機械の展示販売や、事業用資産のメンテナンスなどのように、およそ事業用にしか使用されないような商品の販売等は、総額表示義務の対象となりません。
③ 価格の表示方法等
価格の表示方法は、商品やサービスに消費税等を含めた総額が明示されているかどうかがポイントとなり、消費者に対して行なわれる価格表示であれば、それがどの様な表示媒体により行なわれるかを問わず、総額表示義務の対象となります。なお、口頭による価格の提示や、代金決済時の価格表示は、総額表示義務の対象となりません。また、総額表示の義務付けは、消費者に対して商品やサービスを販売する課税事業者があらかじめ価格表示する場合が対象となりますから、価格を表示していなかった取引にまで、価格表示及び総額表示を強制するものではありません。 事務局 高井 一治